フェブルウス (Februus) は、ローマ神話に登場する神。
古代ローマにおいて、毎年2月に執り行われた慰霊祭フェブルアーリア (Februaria) の主神で、2月を意味するラテン語のFebruarius、英語のFebruaryなどの語源となった。
このフェブルアーリアは、王政ローマ二代目の王ヌマ・ポンピリウスが、サビニ戦争の戦死者を慰霊し、戦争の罪を清める為にはじめたものだという。
死者の魂と密接な関係にある事から、後にプルートーと同一視される。