ハリソン東芝ライティング
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テンプレート:Infobox ハリソン東芝ライティング株式会社(はりそんとうしばらいてぃんぐ、テンプレート:Lang-en)は、かつて存在した産業用光源機器メーカーである。
概要
東芝グループで、発明王として知られるトーマス・エジソンが炭素電球を生み出したアメリカ合衆国ニュージャージー州ハリソンを社名に冠していた。
液晶バックライト用冷陰極放電灯などの生産量は世界一であり、需要の増加を背景に本社工場内に新工場を建設するなど増産を進めてきた。しかし、世界的な不況の影響や海外企業との競争で経営が悪化、海外工場への生産移転や社員の削減などを実施したが、東芝グループの照明事業のグループ再編に伴い2012年10月1日をもって当時の親会社である東芝ライテックに吸収合併され消滅した。
愛媛県今治市の本社工場は、東芝ライテック今治事業所となっている。
事業所
沿革
- 1944年 - 東芝今治工場として設立
- 1950年 - ハリソン電機として分離独立
- 1967年 - 大輝電球を吸収合併。
- 1999年 - 大阪工場を閉鎖。
- 2000年 - 東芝ライテックの産業機器事業部門と統合し現社名に変更。
- 2012年10月1日 - 親会社の東芝ライテック株式会社へ吸収合併され消滅。[1]
主な子会社・関連会社
- ハリソン光技術研究所
- イナン電気
- ハリソン東芝ライティング米国社
- 東芝照明フランス社
- 東芝電器貿易有限公司
- ハリソンエンジニアリングコリア社
- 東芝ライテック香港社
主な商品
- OA機械用のライト
- 電球
- 自動車用のライト
脚注
- ↑ ハリソン東芝が合併で再出発 - 愛媛新聞(2012年10月2日)、2012年10月6日閲覧。