エア・ドロミティ
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Air Dolomiti BAe 146
エア・ドロミティ (Air Dolomiti) はイタリアのヴェローナに本拠を置く地域航空会社である。この航空会社の名称はドロミテ地方として知られるイタリア北部アルプス山脈の高原山岳地域から由来する。ここはルフトハンザのミュンヘン、フランクフルト及びウィーンのハブ空港を通して他のヨーロッパ都市のためにイタリアの中規模空港に接続するルフトハンザの地域航空会社[1]の1つである。この航空会社は550人の従業員が働いていて多くのルフトハンザ地域子会社はルフトハンザの名称と機体色で運航されているにもかかわらず、エア・ドロミティは会社自身の独自性を維持している。 機内誌はSpazio Italia MagazineとLufthansa Magazin(機内プログラム欄はない)。
コードデーター
- IATA航空会社コード:EN
- ICAO航空会社コード:DLA
- コールサイン:Dolomiti
歴史
エア・ドロミティは欧州航空業界の自由化の動きを受け、Leali Steel Group によって1989年に設立される。ここは1991年に中規模都市を中心として地域運航を始め1992年にヴェローナからミュンヘンへの国際線サービスを始めた。2003年4月以来エア・ドロミティは5つのヨーロッパの地域航空会社 (エア・ドロミティ、Augsburg Airways、Contact Air、ユーローウイングス及びルフトハンザシティリンク) 間で戦略上の共同体である、ルフトハンザの地域航空会社の一員としてルフトハンザによって運営されている。
就航路線
2008年5月現在、国内12都市、国外5都市に就航。
- ヨーロッパ路線はミュンヘンをはじめ、フランクフルト、デュッセルドルフ、シュトゥットガルト及び ウィーンへ就航している。
- イタリア国内はアルゲーロ、アンコーナ、ボローニャ、フィレンツェ、ジェノヴァ、ミラノ(マルペンサ)、ナポリ、ピサ、トリノ、トリエステ、ヴェネツィア及びヴェローナからの就航である。
保有機材
エア・ドロミティの機材は以下の航空機で構成される(2013年7月現在):[1]
- ATR 72-500型機 10機
- エンブラエル 195 10機
エア・ドロミティの平均的な機材年齢は2013年7月で6.8年である。[2]