操演
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
操演(そうえん)は日本の映画・テレビ番組等で、ワイヤーアクション、ミニチュアの操作や火・水・風・大地における自然現象の演出を担当する役職。海外ではフィジカルエフェクトと呼ばれる分野。
戦争映画の戦闘機のミニチュアや怪獣映画ではゴジラなど怪獣の尻尾や首、羽などをピアノ線で操る演出を担当する場合が多いがそれらはほんの一部で、撮影現場においては一般技術者担当物以外の全てが操演といっても過言ではない。
銃の発砲や人体弾着、昔では三味線と呼ばれる数十本の電極と一本のスティックを通電させ、マシンガンの弾着を仕掛けたりもする。これらの技術では火薬を使う関係上、火薬類取扱の免許の保有が必要となる。
今日では、CGを使ったSFXの技術も要求される。
モスラのようなミニチュアを操作する事で表現される怪獣などのキャラクターは着ぐるみとの差別化の意味で「操演怪獣」と呼ばれる。
関連項目
外部リンク
- 「CRANK・IN」操演技師「根岸泉」氏の個人サイト
- 「今日もカメラは回る」(マカロニアンモナイト)
- スタジオ・ノーヴァ(人形操演)
- 専門会社「亀甲船」HPテンプレート:Asbox