チュムポーン県
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チュムポーン県(チュムポーンけん、タイ語: จังหวัดชุมพร )はタイ王国・南部の県(チャンワット)の一つ。タイランド湾に面し、プラチュワプキーリーカン県、スラートターニー県、ラノーン県と接する。西側にはミャンマーとの国境も広がる。
歴史
県南部は元々ランスワン県という別の県であったが、1932年チュムポーン県に編入された[1]。
地理
チュムポーン県はタイ本土とマレー半島をつなぐクラ地峡に位置する。県は東西に狭い地形をなしており、東西の幅は35km程度、南北の長さは220km程度である。
農業や漁業が盛んな地域で、経済状況は比較的良好である。主な農産物はゴムの木、アブラヤシ、コーヒー、ココナッツや果物類であるが、特にコーヒーの栽培面積は国内最大であり、ロバスタ種が主に栽培されている。
県章
県章は県民を祝福する女神が描かれている。その女神はイチジク(テンプレート:Snamei)に囲まれている。このイチジクのタイ語名、チュムポーンは県名である。
イチジクは同時に県木である。県花はタンドク(テンプレート:Snamei)。またモンキー・バナナも県のシンボルである。
行政区
チュムポーン県は8の郡(アムプー)に分けられ、その下に70の町(タムボン)と、674村(ムーバーン)がある。
脚注
外部リンク
- จังหวัดชุมพร (公式ページ)