懐徳堂記念会
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一般財団法人懐徳堂記念会(かいとくどうきねんかい)は、明治44年(1911年)に設立された団体。大正5年(1916年)から昭和20年(1945年)まで重建懐徳堂を運営し、現在は懐徳堂に関する研究・顕彰活動や一般向けの教養講座を行っている。
沿革
- 明治44年(1911年)西村天囚らの呼びかけにより任意団体として発足。
- 大正2年(1913年)永田仁助を理事長とする財団法人として認可。
- 大正5年(1916年)懐徳堂を再建(重建懐徳堂)。
- 大正12年(1923年)外郭団体として懐徳堂堂友会を発足。
- 昭和20年(1945年)大阪大空襲により懐徳堂校舎を焼失。
- 昭和24年(1949年)蔵書と職員を大阪大学へ移管。
- 昭和58年(1983年)懐徳堂堂友会を解散。懐徳堂友の会が発足。
- 平成8年(1996年)懐徳堂友の会を財団法人懐徳堂記念会に統合。
2010年現在、西川善文(元日本郵政代表執行役社長)が理事長を務めている。