水無月徹
テンプレート:Infobox 原画家水無月徹(みなづき とおる)は、日本のイラストレーターである。かつてはアクアプラス(Leaf)、プレイムで原画家として活動していたが、現在はフリーのイラストレーターとして活動している。本名は竹中崇。
略歴
2月28日生まれ。 高橋龍也と共に漫画『デッドエンドワールド』を描き、連載直前まで行くものの雑誌が廃刊となり実現せず。
TGLに入社し、『機装神伝ゲンカイザー』のキャラクターデザインなどを務める。
TGLの同僚だった下川直哉らと共にLeafの立ち上げに参加し、第1作の『DR2ナイト雀鬼』から長らくLeaf作品のイラスト全般を手がけた他、『痕』では高橋との共同ペンネーム「高彦達哉」で、企画にも参加している。
Leafでは高橋入社後に原画を手がけた『雫』『痕』によって注目され、『To Heart』で大ブレイクを果たす。
2000年に発売された『猪名川でいこう!!』内のタイピングゲーム、『ナイトライター』の原画を務めた後、Leafを退社してフリーランス化。『痕』のリニューアル版に外注の形で原画を描き直した他、おまけシナリオの脚本を1本担当している。
2002年には高橋と共にプレイムを設立。2004年4月には、プレイムの第1作である『リアライズ』の原画、のち2006年12月には、プレイムの第2作である『レイナナ』の原画を手がけた。
しかし、プレイムは2009年4月に解散。現在は高橋とともに東京へ移り、アダルトゲーム誌のイラストコラムを連載。
2010年、ドラゴンマガジン11月号よりコミック『Others!』を連載(原作は高橋龍也)。
作風
当初は漫画家を目指していたこともあり、漫画的なデフォルメの効いた絵柄で癖の強いものであった。 公式サイトによれば、『雫』以降注目を浴びるにつれ癖のある絵柄を多方面より指摘され、気にするようになったらしく、 『To Heart』の頃には個性的な癖を残しつつも洗練された絵柄となっていた。
しかし「ファミ通」のレビューで個性的な絵柄と言われショックを受けたと公式サイトで述べている他、 ブレイク後のインタビューでは、アニメ版『To Heart』のキャラクターデザインを手がけた千羽由利子のような イラスト風の絵柄への言及が見られている。
主な担当作品
- STEAM HEART'S
- 機装神伝ゲンカイザー
- DR2ナイト雀鬼
- Filsnown -光と刻-
- 雫
- 痕
- To Heart
- WHITE ALBUM(ゲスト原画)
- ナイトライター
- まじかる☆アンティーク(原画協力)
- フリーランス時代
- 痕 リニューアル版(2002年版)
- プレイム時代
書籍
- 「水無月徹作品集1 The Heart Rocker」ワニブックス、2013年12月
関連項目
外部リンク
- BUNGLE BUNGLE - 水無月徹個人サイト (ブログ)
- テンプレート:Twitter