上熊谷駅
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改札口(2011年11月)
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ホーム(2011年11月)
テンプレート:駅情報 上熊谷駅(かみくまがやえき)は、埼玉県熊谷市宮本町にある秩父鉄道秩父本線の駅である。
歴史
- 1933年(昭和8年)
- 1943年(昭和18年)12月5日 - 東武鉄道熊谷線が開業し[1]、共同使用駅となる。
- 1983年(昭和58年)6月1日 - 東武鉄道熊谷線が廃止となり、秩父鉄道の単独駅となる。
駅構造
- 単式ホーム1面1線を有する地上駅である。
- 東武熊谷線が運行されていた時は島式ホームであり、駅舎側の片面を秩父鉄道、反対側の片面を東武鉄道が使用しており、共同使用駅とされていた。ホーム⇔駅舎間は駅構内の踏切を渡る構造となっているが、それはその当時の名残りである。
- 業務委託駅である(管理駅:熊谷駅)。
- トイレは改札内にあり、水洗式のものが設置されている。
- 東武熊谷線の廃止後、ホーム部分にフェンスが設置され、共同使用駅ではなくなった。また、線路もそのまま放置されている。
- 秩父鉄道線の北側を東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線が通る。
のりば
■秩父線 | 熊谷・行田市・羽生方面 |
寄居・長瀞・秩父・三峰口方面 |
利用状況
- 2009年度の1日平均乗車人員は399人である。
東武熊谷線が通っていた頃は乗降客が多かったが、廃止後は減少傾向が続いていた。しかし、近隣に熊谷サティができたため、八木橋百貨店などの利用客も含めて秩父・羽生方面からの利用客が多い様であり、乗降客は増加傾向にある。
駅周辺
当駅は鎌倉町通りと交差する地点に位置し(現在国道407号は鎌倉陸橋として当駅を跨いでいる)、古くからの商業地域にある。
路線バス
路線バスは駅前に乗り入れていないが、南へ徒歩5分程の場所に「上熊谷駅入口」停留所や「福島病院北」停留所などがある。以前は、東へ徒歩1分未満の近距離に「上熊谷」停留所があったが、熊谷市の市道改良工事後に狭小化され、路線変更(区間廃止)されている。
ここでは、参考に徒歩5分以内の範囲内にあるバス停留所を記載する(市街地である為、10分程度の範囲に広げるとかなりの数の停留所がある)。
福島病院北を発着する路線を除き、国際十王交通により運行されている。
上熊谷駅入口(旧オリンピック前)(徒歩3分程度)
- 熊谷駅行
上熊谷駅入口(徒歩4分程度)
上熊谷駅入口(福島病院前)(徒歩3分程度)
- 熊谷駅南口行
福島病院北(徒歩3分程度)
星渓園東(徒歩3分程度)
- 熊谷市コミュニティバス・ゆうゆうバス 直実号
隣の駅
かつて存在した路線
- 東武鉄道
- 熊谷線
- 熊谷駅 - 上熊谷駅 - 大幡駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 秩父鉄道秩父本線 上熊谷駅[関東] - Web日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線(新潮社)
- 東武熊谷線 上熊谷駅[関東] - Web日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線(新潮社)
- ↑ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1943年12月18日 - 国立国会図書館デジタルコレクション