メバロン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年5月3日 (土) 17:01時点におけるMed Chaos (トーク)による版 (関連項目)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox 有機化合物

メバロン酸(メバロンさん、mevalonic acid、MVA)は、化学式 C6O4H12、分子量148.2のヒドロキシ酸IUPAC命名法では3,5-ジヒドロキシ-3-メチルペンタン酸 (3,5-dihydroxy-3-methylpentanoic acid) となる。

日本と欧州で別々に発見され、それぞれ火落酸(ひおちさん)、ジバロン酸と名づけられたが、現在のように統一された。テルペノイド合成の重要な中間体であり、メバロン酸経路を構成している物質の一つ。

生合成

ヒドロキシメチルグルタリルCoA (HMG-CoA)の還元によって生合成され、メバロネートキナーゼによってリン酸化され5-ホスホメバロン酸に、さらにホスホメバロネートキナーゼによって二リン酸化され、5-ピロホスホメバロン酸になる。

関連項目

テンプレート:メバロン酸経路