東八道路
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東八道路(とうはちどうろ)は、東京都三鷹市牟礼と国立市谷保を東西に結ぶ道路の通称。東京都道14号新宿国立線の一区間に属する。
東京八王子線の一部を構成し、杉並区久我山において放射第5号線と接続する事で、実質的に、並行する国道20号のバイパス機能を有す。幅員が30mであることから、30m道路という別名を持つ。
都市計画道路としては三鷹3・2・2号線、府中3・2・2号線、小金井3・2・2号線、府中3・2・2の2号線に属する。始点である牟礼橋-三鷹台団地および終点の府中市西原町 - 国立市谷保の区間については現在事業中であり、後者に関しては概ね2018年度迄の事業完了を目指すとしている[1]。
経路
- | (現道なし) 事業中。
- 下本宿通り交点
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- 杏林大病院北 吉祥寺通り
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- 航空技術研究所 三鷹通り
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- 野崎八幡前 武蔵境通り
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- 天文台北 天文台通り
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- 小金井南中西 新小金井街道
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- 栄町交番前 国分寺街道
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- 府中栄町三丁目 府中街道
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- 西原町一丁目 東京都道17号所沢府中線(府中3・3・8号線)
- | (現道なし)
- (西原町二丁目付近)(府中3・4・5号線)
- | (現道なし)
道路の特徴
- 標準幅員は30mで広幅員であるものの、車線数は片側3車線ではなく片側2車線しかない(三鷹市野崎周辺および多磨霊園付近は片側3車線だったが2010年に2車線に変更され、現在は自転車レーンが建設されている)。停車帯もないため、路上駐車があると場所によっては有効車線数が片側1車線となってしまい混雑する事がある。
- 幅員は広いが国道20号のバイパスの役目を持つ割には細かい信号が非常に多く、繋がりも悪い。立体交差は府中街道及び武蔵野線交点のみで、激しく渋滞する事も多い。都市計画上は立体交差の計画が3か所程あるものの、事業化はされていない。
- かつては幅広の道路と長い直線が相まって、深夜には違法なストリートレース(ゼロヨン等)が頻繁に行われていた。現在はその場所にオービスが設置されるなどの対策が施されている。
主な沿線施設
- 東京多摩青果市場
- 航空宇宙技術研究センター
- 海上技術安全研究所
- 交通安全環境研究所
- 電子航法研究所
- 国際基督教大学
- 東京都立野川公園
- 東京都立武蔵野公園
- 警視庁府中運転免許試験場
- 多磨霊園
- 関東医療少年院