浪江駅
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テンプレート:駅情報 浪江駅(なみええき)は、福島県双葉郡浪江町大字権現堂字塚越にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
福島第一原子力発電所事故による警戒区域内に位置したために付近への立ち入りが禁止されていたが、2013年4月1日の警戒区域再編に伴い立ち入り可能となった。
駅構造
2面3線のホームを持つ地上駅である。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。
終日社員配置駅(駅長配置)。みどりの窓口(営業時間 5時40分 - 20時)・自動券売機設置。
のりば
1 | テンプレート:Color常磐線(上り) | いわき・水戸方面 |
2 | テンプレート:Color常磐線(下り) | 原ノ町・仙台方面 |
3 | テンプレート:Color常磐線 | 待避線(定期列車は下り1本のみ) |
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 | 備考 |
2000 | 1,057 | |
2001 | 1,061 | |
2002 | 1,008 | |
2003 | 1,011 | |
2004 | 921 | |
2005 | 904 | |
2006 | 839 | |
2007 | 836 | |
2008 | 826 | |
2009 | 792 | [1] |
2010 | 734 | [2] |
2011 | 営業休止 | 2011年3月11日以降、原発事故による営業休止のため |
2012 | 営業休止 | |
2013 | 営業休止 | |
2014 | 営業休止 |
駅周辺
浪江町は、浜通り夜ノ森以北の中では、相馬市や南相馬市に次ぐ規模の街であり、駅周辺に商店が広がっている。当駅周辺は福島第一原子力発電所事故の警戒区域に指定され、立ち入ることができない状態が続いたが、2013年4月1日の警戒区域再編により避難指示解除準備区域(自由に立ち入り可能、宿泊禁止)に移行した。
- 浪江郵便局
- 双葉警察署浪江分庁舎
- 浪江町役場
- 双葉地方広域市町村圏組合消防本部・浪江消防署
- 相双保健所浪江支所
- 正西寺
- 浪江神社
- 請戸漁港
- 陶芸の杜おおぼり(大堀相馬焼窯元)
- サンプラザ
- 国道6号
- 国道114号(富岡街道)
- 福島県道120号浪江鹿島線
- 福島県道253号落合浪江線
- 福島県道254号長塚請戸浪江線
- 福島県道255号幾世橋小高線
- 福島県道257号中ノ森加倉線
- 新常磐交通北営業所
バス
歴史
- 1898年(明治31年)8月23日 - 日本鉄道の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道が国有化され、国有鉄道の駅になる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災ならびに福島第一原子力発電所事故により休止。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color常磐線
脚注
関連項目
外部リンク
- ↑ 第125回 福島県統計年鑑2011、福島県企画調整部統計分析課編、2011年
- ↑ 第126回 福島県統計年鑑2012、福島県企画調整部統計分析課編、2011年