鮮新世
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新 生 代 |
第 四 紀 |
完新世 | |
更新世 | 後期 中期 カラブリアン ジェラシアン | ||
新 第 三 紀 |
鮮新世 | ピアセンジアン ザンクリアン | |
中新世 | メッシニアン トートニアン サーラバリアン ランギアン バーディガリアン アキタニアン | ||
古 第 三 紀 |
漸新世 | チャッティアン ルペリアン | |
始新世 | プリアボニアン バートニアン ルテシアン ヤプレシアン | ||
暁新世 | サネティアン セランディアン ダニアン | ||
中 生 代 |
白 亜 紀 |
後期 | マーストリヒチアン |
鮮新世(せんしんせい、Pliocene)は地質時代の一つであり、約500万年前から約258万年前までの期間。新生代の第五の時代。新第三紀の第二の世であり、最後の世。
分類
かつては、ジェラシアン (2.588 - 1.806 Mya、258万8000〜180万6000年前)も鮮新世に含まれていたが、2009年6月30日のIUGS勧告により、更新世に含まれることとなった[2]。
気候
気候は寒冷化しており、南極大陸は中新世よりもさらに氷床を拡大していた。北半球での氷床の発達もこの時代に既に始まっていた。ヒマラヤ山脈などの大山脈の形成、上昇が同時に激しい岩石の浸食を招き、これによって大量のカルシウム塩が海に流入していった。このカルシウム塩が二酸化炭素を吸収し石灰岩化していったため大気中の二酸化炭素量は激減していき、寒冷化の進行を促した。
生物
現代の動物相につながるものがほぼ出現している。ヒトの祖先(ヒト亜族)はこの時代に誕生、発展した(いわゆる猿人)。南米大陸が北米大陸に繋がったことで、多くの生物の両大陸間の行き来が可能になった。これによって北米の生物との生存競争にさらされた南米原産の生物は衰退し、絶滅したものも多かった。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
テンプレート:地質時代- ↑ mya、m.y.a.とは million years ago の略で、百万年前のこと。 英語版Wikipedia参照 ⇒ mya (unit)
- ↑ 日本第四紀学会#第四紀学最新情報#第四紀の地位と新しい定義が確立されました2010年9月17日 (金) 16:57 (UTC)閲覧