臨港グリーンバス

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ファイル:Rinkogreen-1g062.jpg
臨港グリーンバスの路線車の一例

臨港グリーンバス(りんこうグリーンバス)は、かつて存在した京浜急行電鉄(京急)グループに所属する川崎鶴見臨港バスの分離子会社である。

2000年6月1日に設立、同年12月1日より営業を開始。

担当路線は当初は川崎綱島線(川崎駅西口 - 綱島駅)のみであったが、この他にも親会社の川崎鶴見臨港バスから委託を受け、旧神明町営業所・塩浜営業所の路線を運行していた。

2007年4月1日から、川崎市バス上平間営業所の管理委託受託事業者になっている。

2010年4月1日に全事業を親会社である川崎鶴見臨港バスに譲渡し、同年12月15日に会社解散した。

沿革

存在した営業所

路線一覧

ファイル:Tsunashima bus terminal.jpg
綱島駅バスターミナルで3社のバスが並ぶ

かつての自社運行路線

  • 川51(川崎綱島線) 川崎駅西口 - 末吉橋 - 駒岡十字路 - 綱島駅
    • 直営の路線にして同社のドル箱路線である。川崎駅西口を出ると尻手黒川道路を末吉橋まで北上し、鶴見川を渡って横浜市営バスの系統[13]と同じ一の瀬経由で綱島駅に至る。横浜市北部地区と川崎駅を直接結び、乗客が多く、ほとんどの区間で立客が出る程に混雑する。

雨天時は運行路の半分以降は定員オーバーで乗れない事がしばしば。 川崎駅西口乗り場は平成21年に新しくリニューアル工事が行われたが、依然として一番端に位置しミューザ川崎側からのアクセスが無くなり不便なままで、乗車待ちの列が天井の無い位置に待たされることが多い。

  • 鶴11(三角線)鶴見駅東口 - 三ッ池道 - 末吉橋 - 江ヶ崎
    • 2007年4月1日より、横浜市営バスから系統[72]鶴見駅 - 江ヶ崎線を「横浜市生活交通バス路線維持制度」によって移譲され、系統番号を変えたうえで[鶴11]三角線として営業を開始した。途中まで横浜市営[13]と並行するので本数は少ない。現在臨港バス系列の路線で鶴見駅「東口」から内陸部へ向かう路線は現在この路線のみである。

車両

川崎営業所所属車は全ていすゞ車で、自社発注車と川崎鶴見臨港バスからの移籍車が在籍していた。社番は、臨港バスからの移籍車は、臨港バス在籍時の社番(川崎鶴見臨港バス#車両 を参照)の営業所を示す記号をGに変更したもので(例:1G029)、自社発注車は導入順にGK001から附番している。

また、川崎営業所から川崎駅西口へ出庫する際には、川61(矢向線)として幸警察署→川崎駅西口間を臨港グリーンバスの車両が営業運転する便も存在する(時刻表上にも明記されている)。なお現在川崎駅西口から川崎営業所への入庫は原則回送となっているため、通常は川60の川崎駅西口→神明町車庫に入ることはなかった。

脚注

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外部リンク