がんばれギンくん
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テンプレート:Infobox がんばれギンくんは、テクモが1995年に発売したアーケード版パーティーゲームで、2人同時プレイが可能である。
概要
プレイヤーキャラクターである「ギンくん」と「ハムくん」を操作し、規定のノルマを達成するまで16種類あるミニゲームをクリアことが目的となる。
難易度は「かんたんコース(ゲキトーTV THE ツライ)」、「ふつうコース(どんまい学園 涙もの)」、「きついコース(緊急出勤!ぶらり族 スパイもの)」の3段階があり、上級のコースになるほど必要なノルマ達成数およびミニゲームの難易度が上昇する。
当時のアーケードではポリゴンを使った作品が多数出ていたにもかかわらず、本作では「ギンくん」「ハムくん」を含めゲーム内のほとんどのグラフィックが落書き風の線画で描かれていたり、ミニゲーム開始時に「ガツガツ」が登場し、選択肢によりミニゲームクリア後の(あまりゲームには関係しない)展開が変化したりするなど、本作全編を通じてシュールなセンスで貫かれている。各ミニゲームクリア後はより好成績を出したプレイヤーが4種類のミニゲームの中から次のゲームを選択できる。
なお同社のゲームソフト「モンスターファーム」には、「ラクガキ」と言う名で本作のキャラ、「ギンくん」が登場しているほか、悪役の「ガツガツ」も「ラクガキツー」の名で登場している。