きょうのスポーツとニュース
きょうのスポーツとニュースは1984年4月2日 - 1987年3月に放送されたNHK総合テレビの最終ニュース番組。
基本的には22:30 - 23:25の放送(初年度は「きょうの焦点」を除いた23:10までの放送)。
概要
オイルショックに伴う放送時間短縮処置(週末を除いて原則23:15終了)が解除され、放送が24:00まで延長されたことに伴ってスタートした。
これまで放送されたNHKきょうのニュースとスポーツアワー、NHKニュース解説を枠統合して、前半はスポーツと国際ニュース(土日はスポーツのみ)、22:55~ローカルニュース(日曜は23:10~)、後半23:00~はその日一日の全国ニュース、23:10~解説「きょうの焦点」(1985年3月までは単独番組)を放送した。初年度は月~金を松平定知アナが土日を古屋明信アナがそれぞれ司会を務めた。1985年からは月~金を阿世知幸男アナ、土曜日を大塚範一アナがそれぞれ担当した。末期の1年間は番組タイトルから『きょうの~』が外され『スポーツとニュース』となる。
スタジオセットは、当時のニュースセンター9時と同じニュースセンターが使用されたが、ニュースセンター9時と異なり、スタジオ内の多くの照明が落とされており、薄暗いスタジオからの放送であった(背面の多数のモニターテレビは消されていなかった)。
国際ニュースでは、当時のアメリカABCのABCニュースと、フランスのアンテナ2のニュースとの、それぞれオープニングとヘッドラインがそのまま放送されていた。このスタイルが、後にBSのワールドニュースに受け継がれる格好となった。
当初は日曜日も放送されたが、1985年4月からスポーツニュース部分が拡大され「サンデースポーツスペシャル」に移行した(ニュース部分は定時ニュースに移行)。後番組はNHKナイトワイド。
なお、これとよく似た題名として2006年4月から1年間「スポーツ&ニュース」、2007年4月からの3年間はそれをリニューアルした、NHK初の日またぎワイドニュース「きょうのニュース&スポーツ」が放映された。
キャスター
年度 | 平日 | 土曜日 |
---|---|---|
1984 | 松平定知 | 古屋明信[1] |
1985 | 阿世知幸男 | 大塚範一[2] |
1986 |