葛岡駅
葛岡駅(くずおかえき)は、宮城県仙台市青葉区郷六字葛岡下にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。葛岡霊園の南の斜面にあり、駅舎はホームから階段を降りた所にある。なお、エレベーターやエスカレータは設置されていない。
仙山線のSuica利用可能区間では唯一の無人駅で、駅入口に簡易Suica改札機と簡易自動券売機が設置されている。以前はホームの待合室に自動券売機が設けられていたが、2003年12月にホーム上のゴミ箱撤去と同時に、階段の入り口に移設された。下車時の切符は専用の回収箱に入れる。愛子駅が管理する。
自動券売機や駅の入り口は、写真を見るとわかるが、店舗兼民家と一体になっている。なお、トイレの設置はない。
JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。
利用状況
普段の利用客は少ないが、お盆や彼岸には仙台市葛岡墓園を訪れる人の利用で倍以上になる。そのため通常期の一日の乗車人員は非常に少ないと思われる。利用客の多くが広瀬の杜やその周辺の住民で国道48号沿いの郷六地区の住民は駅が山の上ということもあり、仙台市営バスを利用しているため駅をあまり利用していないと思われる。また、仙台市営バスが西花苑団地・折立団地から葛岡駅前経由のバス系統を運行しているが、主に広瀬の杜の住民が市内中心部への行くのに利用している模様で西花苑団地・折立団地からの利用はあまりないと思われる(東北大学病院・宮城県庁・仙台市役所(青葉区役所)・一番町方面は仙山線より市営バスの方が利便性が高い)。なお、仙台市営バスはお盆・彼岸の期間中は葛岡霊園周辺の交通渋滞のために葛岡駅前を経由しない。また、元日も葛岡駅前は経由しない。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均乗車人員 |
1999 | 384 |
2000 | 409 |
2001 | 397 |
2002 | 385 |
2003 | 422 |
2004 | 435 |
2005 | 437 |
2006 | 419 |
2007 | 426 |
駅周辺
駅の北に葛岡霊園があり、南東に朝日プラザシティ広瀬の杜というマンション群がある。南には緩い坂を下って広瀬川まで郷六地区の住宅地である。北の霊園に行くためには、約200メートルの距離を回り込んで西にある跨線橋を渡る。
駅周辺の主な学校
歴史
この駅は駅前にあるマンションの分譲会社の全額負担で駅が設置された。
- 1991年(平成3年)3月16日 - 開業。
- 2003年(平成15年)10月26日 - 当駅での「Suica」利用開始。
- 2006年(平成18年)12月15日 - 管理駅が北仙台駅から愛子駅に変更になる。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color仙山線