紀元前187年

テンプレート:Yearbox 紀元前187年は、ローマ暦の年である。

出来事

セレウコス朝

• セレウコス朝の王アンティオコス3世はロレスターン州の自身の王国の東端まで遠征し、エリマイス王国の神殿で略奪を行おうとして殺害された。息子のセレウコス4世が後を継いだ。

共和制ローマ

• ティベリウス・センプロニウス・グラックス・マイヨルがプレブスの護民官となった。この立場で、彼はスキピオ・アフリカヌスを、拒否権への介入に対する訴追から救ったことが記録されている。ティベリウスはスキピオの盟友ではなかったが、将軍のローマへの貢献が自身を常習犯罪者としての訴追から救うものと感じていた。恐らくこの行動に感謝して、スキピオは末娘のコルネリア・アフリカナを嫁がせた。
• ピアチェンツァとリミニを結ぶエミリア街道の建設が終了した。

エジプト

• 女王クレオパトラ1世は、プトレマイオス5世の大宰相（Vizier）に指名された。

死去

• アンティオコス3世:セレウコス朝の王（紀元前241年生）