鼓滝駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鼓滝駅(つづみがたきえき)は、兵庫県川西市にある能勢電鉄妙見線の駅。
駅構造
ホームの川西能勢口駅寄りはトンネル(鼓滝隧道)に接している。
駅が現在の位置に移動してから、改札等は川西能勢口行きホーム側に設置され、両ホームの行き来は地下通路にて行っていたが、川西市によりバリアフリー化工事(詳細)が行われた結果、改札が両ホームに分離された。川西能勢口方面行き側改札口の外側には多機能トイレを含めたトイレが設置されている。なお、従来からの構内地下道も、手摺りが2段式に取り替えられたうえで残されている。
ホーム有効長は大型車6両分にまで延長されていたが、スロープ設置に伴いホームが削られた結果、4両編成が止まれる程度に縮まっている。
(西側) | テンプレート:Color妙見線 | 山下・妙見口・日生中央方面 |
---|---|---|
(東側) | テンプレート:Color妙見線 | 川西能勢口・宝塚・梅田方面 |
※のりば番号は設定されていない。
駅周辺
かつて当地には30mの落差がある滝があり、その滝が鼓のような音を立てていたことから、当駅付近は「鼓滝」と呼ばれていた[1]。
歴史
複線化以前は、当駅から多田駅付近までが旧国道173号との併用軌道となっており、当駅も国道の片隅を間借りしていた。このため妙見線は軌道法による運行上の制約を受けていたが、複線化に伴う線形改良の際に当駅が現在地に移転し、同時に国道173号が移設されたため、軌道法から地方鉄道法に準拠対象を変更することが可能となった。
当駅は1990年代まで「皷滝駅」と表記されていた。その後も当時の漢字表記の看板がそのまま使われていたが、2006年(平成18年)に更新されている。
- 1913年(大正2年)4月13日 - 皷ヶ滝駅として開業。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 皷滝駅に改称。
- 1966年(昭和41年)12月5日 - ホーム有効長を3両分に延伸[2]。
- 1969年(昭和44年)5月25日 - 現在地に移転[2]。
- 1980年(昭和55年)4月16日 - 構内を結ぶ地下道が完成[3]。
- 2010年(平成22年)11月20日 - 下りホームに新改札口を設置、上りホームの旧改札口を閉鎖[4]。
- 2011年(平成23年)2月18日 - 上りホームに新改札口を設置。これによりバリアフリー化工事が竣工[4]。
隣の駅
- 能勢電鉄
- 妙見線
- テンプレート:Color特急「日生エクスプレス」・テンプレート:Color日生急行・テンプレート:Color妙見急行
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color特急「日生エクスプレス」・テンプレート:Color日生急行・テンプレート:Color妙見急行