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テンプレート:生物分類表
ニシノシマホウキガニ(西之島箒蟹・学名Xenograpsus novaeinsularis)は、エビ目・カニ下目・イワガニ科に分類されるカニ。
小型のカニで、鋏脚の先に毛が生えていることからこの名がついた。
1975年に東京都小笠原村の西之島で発見され、新属新種のカニとして発表されたが、火山活動によりまもなく生息域が火山砕屑物で埋まってしまった。絶滅したと思われたが、1993年にトカラ列島・悪石島と火山列島・北硫黄島でも生息していることが判明した。いずれの場所でも浅海の海底温泉の岩場付近で発見されている。
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