アスペクト指向プログラミング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アスペクト指向プログラミング(アスペクトしこうプログラミング、Aspect Oriented Programming、AOP)は、オブジェクト指向ではうまく分離できない特徴(クラス間を横断 (cross-cutting) するような機能)を「アスペクト」とみなし、アスペクト記述言語をもちいて分離して記述することでプログラムに柔軟性をもたせようとする試み。アスペクトの例としては、データ転送帯域の制限や例外の処理などがある。Java にアスペクト指向的要素を追加したAspectJ が実験的に実装されている。
オブジェクト指向とは直交する概念である。
主なアスペクト指向言語
主なアスペクト指向フレームワーク
関連項目
外部リンク
アスペクト指向が取り入れられている主なプロダクト
- Bugdel アスペクト指向を使用したデバッグコードの挿入
- WhiteDog System ネットワーク共有機能の挿入
- Association Aspects: 連想アスペクト アスペクト指向言語の拡張
- MergeDoc Project Pleiades: Eclipse プラグイン日本語化プラグイン
- ATL の概念 Active Template LibraryにおけるCOMのインスタンス生成方法・スレッド安全性・アパートメントの制御を特徴として分離、柔軟な組み合わせを実現させる