李恩恵
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テンプレート:北朝鮮の人物 李 恩恵(リ・ウネ)は、1987年に発生した大韓航空機爆破事件の犯人で北朝鮮の元工作員、金賢姫の日本人化教育係であったとされる女性。名前の由来は「金日成に恩恵を与えられたから」といわれている。
北朝鮮による日本人拉致事件で、日本から拉致された田口八重子とみられている。
北朝鮮側は大阪府から拉致された中華料理店勤務、43歳の調理師男性の原敕晁と結婚、1986年の同男性の病死後、すぐに自動車事故で死亡したとしている。しかし、北朝鮮側は遺体が洪水で流失したとしており、遺体の確認はされていない。また、李恩恵なる人物の存在を否定している。金賢姫は「恩恵先生は生きていますよ」と2009年3月11日に田口八重子の長男と面会した際に発言している。
参考文献
- 『妹よ―北朝鮮に拉致された八重子救出をめざして』飯塚繁雄(著) 日本テレビ放送網: ISBN 4820398911
- 『母が拉致された時僕はまだ1歳だった』飯塚耕一郎、本そういち(著) 双葉社: ISBN 4575299197
- 金賢姫・著 池田菊敏・訳 『忘れられない女 - 李恩恵先生との二十ヵ月』(わすれられないひと - ) 文藝春秋 1995年6月 ISBN 4-16-350380-3
(文春文庫) 文藝春秋 1997年10月 ISBN 4-16-756504-8