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アルノール(Arnor)は、J・R・R・トールキンの代表作『指輪物語』の舞台である中つ国に存在する架空の国。
ヌーメノールをのがれて中つ国にたどり着いたエレンディルとその息子、イシルドゥアとアナーリオンが建国した北方王国。Arは「王」の意で、Arnorは「王の国」を意味する。冥王サウロンが指輪を奪われた後、イシルドゥアの王統が王位を継ぎしばしの平和が訪れたが、王統はアルセダイン、カルドラン、ルダウアの三つに分裂し、やがてサウロンの「指輪のしもべ」に滅ぼされる。アルセダイン最後の王アルヴェドゥイの血統は野に下り、その末裔がアラソルンの息子アラゴルンである。
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