日本の平和の鐘
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日本の平和の鐘(にほんのへいわのかね、Japanese Peace Bell)は、1954年に日本国際連合協会から国際連合に贈られた鐘。国連における平和の象徴とされている[1]。
概要
重さ116kg、高さ1m、直径60cmの鐘であり、日本国連協会の中川千代治の呼びかけによって、国際連合協会の第13回会合に参加した60か国の代表から贈られた硬貨から鋳造された。鐘には「世界絶対平和万歳」と鋳込まれている。鐘楼はヒノキ製で、神道様式である[1]。
春分の日、9月の国連総会の開催時、9月21日に行われる世界平和デーの式典で毎年この鐘が打ち鳴らされる。
1994年の式典におけるブトロス・ブトロス=ガーリ国連事務総長のスピーチより。
- "Whenever it has sounded, this Japanese Peace Bell has sent a clear message. The message is addressed to all humanity. Peace is precious. It is not enough to yearn for peace. Peace requires work -- long, hard, difficult work." [2]
- (日本語訳)「日本の平和の鐘は鳴るたびに、明確なメッセージを送ってきました。平和は尊いというメッセージをすべての人々に送り続けているのです。平和を願うのにこれで十分ということはありません。平和には努力が必要です。それも長く、つらく、困難な努力です。」[3]
ギャラリー
- Japanese Peace Bell of United Nations.JPG
日本の平和の鐘
- UN Japanese Bell's Dedication Plaque Name Plate.JPG
由来を記した飾り板
- UN Japanese Peace Bell Japanese Inscription.JPG
「世界絶対平和萬歳」