XPM
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XPM (X PixMap) はX Window Systemで使用されるテキスト (ASCII) の画像ファイルフォーマットである。1989年INRIA(フランス国立電子計算機、制御研究所)のDaniel Dardailler と Colas Nahabooによって作られた。その後、Arnaud Le Horsにより拡張された。名前の通りピクセル(画素)によるビットマップ画像フォーマットである。主な用途はアイコンの画像の作成であり、透過色もサポートしている。文法は単純でC言語の2次元文字配列定数形式で記述される。
データ形式
内容は最初に大きさや色数、ホットスポットの定義部分、次に使用している色の定義部分があり最後に1ライン毎のピクセルの羅列が続く。 尚、色の指定はX Window Systemなどで使用される色名又は16進数で行なう。
以下にXPM形式の典型的な例を示す。
/* XPM */ static char * roundb_xpm[] = { /* width height ncolors cpp [x_hot y_hot] */ "13 13 5 2 7 7", /* colors */ " s none m none c none", ". s topShadowColor m white c lightblue", "X s iconColor1 m black c black", "o s bottomShadowColor m black c #646464646464", "O s selectColor m white c red", /* pixels */ " ", " . . . ", " . . X X X o o ", " . X X X X X X X o ", " . X X X X X X X o ", " . X X X X O X X X X o ", " . X X X O O O X X X o ", " . X X X X O X X X X o ", " . X X X X X X X o ", " . X X X X X X X o ", " o o X X X o o ", " o o o ", " " };
外部リンク
- The XPM format and library(英文)
- The XPM Story(英文)
- Joker's INN(和文)XPMデータについて視覚的で、分かりやすい解説がある。