レオンベルガー
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レオンベルガー | ||
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よくつけられる呼び名 | ||
レオ | ||
原産国 | ||
25px ドイツ | ||
各団体のスタンダード及び分類 | ||
JKC: | 2nd.Group | 標準 |
FCI: | Group 2 Section 2 #145 | 標準 |
AKC: | FSS | |
ANKC: | Group 6 (Utility) | 標準 |
CKC: | Working Dogs | 標準 |
KC(UK): | Working | 標準 |
NZKC: | Utility | 標準 |
UKC: | Guardian Dogs | 標準 |
歴史
- 1846年にドイツ南西のシュトゥットガルトに近いレオンベルク市で、同市議員であったハインリッヒ・エスィヒが、白黒のニューファンドランドと長毛 のセント・バーナードを交配させて誕生る。名前の通りライオンに似せた。後に別のセント・バーナードとグレート・ピレニーズが交配に用いられた。寿命が8年程度と短い
犬種の特性
- 少しウェーブのかかった滑らかな被毛で、毛色は淡黄色、赤褐色などで金色っぽい茶。尻尾の先や胸、足の先が白。
- 骨太ながっしりした体格、頭蓋は幅広。マズルは長く突き出て幅もがっちりとしており黒い毛に覆われる。
- 目は小さめすこし奥目がち、垂耳は先まで幅が広い。
- 唇は引き締まっていて、大型犬だが涎が垂れない。
- 趾の指には、ラブラドール種のように水かきがついている。
- 水を好む為、ラブラドール・レトリーバー同様、休日には川遊びやキャンプなどのアウトドアに同伴したい、という人にもよい。
- おとなしいためアパートでの飼育には向いている。
- 滅多なことがない限り吠えないので、家庭犬向きだが番犬には向かない。
犬種の性格
- とてもおとなしくゆったりした性格で穏やかである。
- 感情表現もおおらかで豊かで攻撃性が少ない。あまりイタズラも多くない。
- 人間との交流が好きで、子どもの相手も好む。子どもの遊び相手に向いている。
- 大型犬なので早期の躾は必要だが、飼い主に従順な方なので訓練には向いている。
飼育上の注意
- 散歩は幼犬の頃は20分程度から伸ばしていく。自転車などを使用しての引き運動は行わないこと。
- 垂れ耳で蒸れやすいため、一年を通して耳の皮膚病に注意する必要がある。
- こまめにブラッシングしないと飾り毛が絡まるので注意。