日本鉄道運転協会
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一般社団法人日本鉄道運転協会(にほんてつどううんてんきょうかい)は、鉄道の運転業務全般に関連した調査並びに研究を通して鉄道全体に寄与する事を目的として設立された一般社団法人である。1959年1月29日に社団法人として設立され、公益法人制度改革に伴い、2011年4月1日に一般社団法人に移行した。略称運転協会。英文団体名Japan Train Operetion Association。英文略称はJTOA。所在地は東京都台東区東上野1-12-2 東上野関東ビル8Fである。
協会の構成内容
支部
北海道、東北、新潟、中部、関西、広島、四国、九州の8つの支部と関東部会の計9つの支部が置かれている。
会員の構成内容
特別法人会員
鉄道事業者や車両製造会社、その他鉄道関連会社等の概ね220事業者が所属している。
個人会員
概ね25,800名が在籍している。年会費は4,800円で一般者も会員に登録出来る(その場合は直接運転協会の事業部に申し込む)。
鉄道事業者によっては「乗務員には全員購読させている」「助役以上は全員購読させている」という事業者もある。新規購読者(会員)が増加した場合、一番後ろのページに編集部からの謝意の意味で、増加した人数が掲載されている。購読料(会費)は自己負担。運転協会誌は、書泉グランデや旭屋書店等の一部書店でも市販されている。その場合、定価での発売である。
主な活動
- 刊行物「運転協会誌」の発行
- 運転関連の調査/研究
- 中小鉄道事業者に対する教育支援事業
- 鉄道視察団の海外への派遣
- 講習会/運転講座その他の開催
その他