テオレマ
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テンプレート:Infobox Film 『テオレマ』(テンプレート:Lang-it, 「定理・定式」の意)は、1968年(昭和43年)製作・公開のピエル・パオロ・パゾリーニ監督によるイタリアの映画である。
ストーリー
ミラノ郊外に住む、工場経営者であるブルジョワ家庭(主人、妻、娘、息子、家政婦)に一人の男が姿を現わし、なぜか男と一家との共同生活が始まる。そのうち家族全員は男の謎めいた魅力の虜となってゆくが、男が家族の前から立ち去ると、残された家族は奇妙な行動を取り始め、家庭は崩壊してゆく。
キャスト
- テレンス・スタンプ: 訪問者
- マッシモ・ジロッティ: パオロ (主人)
- シルヴァーナ・マンガーノ: ルチア (妻)
- アンヌ・ヴィアゼムスキー: オデッタ (娘)
- アレドレ・ホセ・クルス: ピエトロ (息子)
- ラウラ・ベッティ: エミリア (家政婦)
- ニネット・ダヴォリ: 配達人
備考
- ラウラ・ベッティがヴェネツィア国際映画祭 女優賞を受賞した。