広島県道378号御幸松永線
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テンプレート:Infobox road 広島県道378号御幸松永線(ひろしまけんどう378ごう みゆきまつながせん)は福山市御幸町森脇(もりわけ)と福山市神村(かむら)町を結ぶ一般県道である。大部分が江戸時代の山陽道(西国街道)を踏襲している。
目次
概要
路線データ
- 起点:福山市御幸町森脇・柳原交差点(広島県道391号加茂福山線〔広島県道395号川南近田線重用〕交点)
- 終点:福山市神村町(広島県道54号福山尾道線交点)
- 総延長:約11.3km
- 実延長:総延長に同じ(被重用区間なし)
沿革
- 1960年10月10日 広島県告示第682号により広島県道242号御幸松永線として認定される。
- 1966年5月1日 福山・松永両市が対等合併して改めて福山市が設置されたことに伴い全区間が福山市域を通る路線になり、併せて終点の地名表記が変更される(松永市神村町→福山市神村町)。
- 1972年11月1日 広島県の県道番号再編により現行の県道番号に変更される。
路線状況
- 改良されているのは芦田川に沿っている区間だけと言っても間違いではなく、特に福山市山手町 - 福山市神村町(終点)間は離合困難な道が長く続いている。故に通学時間帯に一方通行規制や自動車通行止め規制が実施されている箇所がある。
- 路線名称は御幸松永線であるが、終点は旧福山市・旧松永市境の少し西側にあるため旧松永市域における本路線の延長はわずか100m程度である。しかも終点から旧松永市中心部までは4kmほど離れている。
- 現在、福山西環状線建設と並行して福山市山手町 - 福山市赤坂町赤坂間にバイパスの建設が計画されており、将来経路や路線名称が変更される可能性がある。
主な橋梁
- 大渡橋(福山市御幸町中津原 - 福山市郷分町間、芦田川)
地理
通過する自治体
- 福山市
接続路線
- 広島県道391号加茂福山線(広島県道395号川南近田線重用、福山市御幸町森脇・柳原交差点〔起点〕)
- 広島県道391号加茂福山線バイパス(福山市御幸町中津原・大渡橋東詰交差点 - 福山市郷分町・大渡橋西詰交差点間で重用)
- 広島県道463号津之郷山守線(福山市津之郷町津之郷)
- 福山西環状線(広島県道463号津之郷山守線)津之郷IC(福山市津之郷町津之郷〔予定〕)
- 広島県道54号福山尾道線(福山市神村町〔終点〕)
主要施設
- 中津原浄水場
- 高屋川浄化施設
- 広島県立福山高等技術専門校
- 広島県東部運転免許センター
- JR山陽本線 備後赤坂駅
- 福山市立福山中・高等学校
自然
名所・旧跡・観光地
- 福山ゴルフ倶楽部 - 福山市立幸千中学校西側の芦田川河川敷を用いて作られたゴルフ場。
- ホロコースト記念館
- 芦田川見る視る館