淡島 (沼津市)
テンプレート:Infobox 淡島(あわしま)は、静岡県沼津市にある島。駿河湾の湾奥にある内浦湾と江浦湾の境となっている。
概要
かつては無人島であり、1940年に第二海軍技術廠の「音響兵器部 淡島臨海実験場」という軍事施設が設置されたが終戦に伴い撤去され、その後少数の漁民などが定住するようになる。
テンプレート:要出典範囲。日本では珍しい海上ロープウェー(全長330m、現在老朽化により休止中)や小型船舶を使って本土と往来する。80年代までのロープウェイには、和風の駕籠に似たゴンドラが使用され異彩を放っていた。
1991年には長田のバブルの象徴とも言える超高級リゾートホテルである淡島ホテルが開業した。このためホテル従業員が島内に在住しているが、無人島扱いである。
1999年に東京相和銀行は経営破綻したが、マリンパークに関しては運営会社を移転している。
リゾート開発の過程で弥生時代の遺跡が発見され、土器が出土している。島の山頂には淡島神社が置かれている他、珍しい昆虫なども島内に生息し、散策だけでも楽しめるようになっている。 テンプレート:-
あわしまマリンパーク
1963年(昭和38年)7月淡島海洋交園として開業、1984年(昭和59年)4月あわしまマリンパークに改称した[1]。現在は「来て!見て!触って!!淡島体験」をキャッチコピーに、水族館・ドッグショー(2008年9月で中止)・プール・売店・レストランなどで構成されている。一般客は基本的にマリンパークの入場券や釣り会員権(2009年12月で休止)を購入しないと淡島へ渡れないようになっている。
夏季は島内のスタッフがアロハシャツを着用し、トロピカルな雰囲気が漂う。北側の淡島ホテルは宿泊客以外立入りが出来ない。本土のロープウェイ(2009年休止)山麓駅前・駐車場付近に「ホテルマリンパーク」というウィークリーマンション風のビジネスホテルが設置されている。
2002年頃より公式サイトを通じての情報発信が活発で、トレーナー(飼育係)や現職館長・前職館長それぞれの公式ブログも開設されている。
2011年7月1日付けで日本動物園水族館協会に加盟。
主な施設
- 淡島水族館
屋内型の水族館で、駿河湾の魚を中心に展示している。 - アシカショープール
- アザラシ水槽(ゴマフアザラシ)
- アシカプール(カリフォルニアアシカ)
- イルカプール(バンドウイルカ)
駿河湾上に仕切り棚を設置した構成となっている。そのため海のゴミなどが漂着し、プール内のイルカが誤って食べて死んでしまうケースが過去にあった。 - ペンギンプール(2003年よりフンボルトペンギンを展示)
- 世界のカエル展
カエルの展示種数日本一を誇る。2005年春からスタート今では、珍しいカエルの繁殖にも成功している。淡島ではなく、対岸の港側にあったが、2008年11月21日に淡島島内移設完了し、建物1つ全てが「カエル館」となり展示種数が45種以上120匹を誇り日本一となった。 - ドッグショー2008年10月中止
- レストラン - パーク内に磯料理「離宮」
- 陶芸の里 - 関連会社施設に移転予定2009年4月
- プール(ウォータースライダー付)夏のみ営業
- 海水プール夏のみ営業
- 釣り場
2008年12月28日で一時休止(再開予定はなし)
マスコットキャラクター
あわしまマリンパークのオリジナルキャラクターは、島太郎である。
脚注
関連項目
- 淡島ホテル
- ウルトラQ - 海上ロープウェイが第2話『ゴローと五郎』冒頭で巨大猿に襲撃されている。
- 伊豆・三津シーパラダイス - 淡島から1.3kmほどの距離にある水族館。
- 大瀬崎- 淡島と同じく戦時中に「大瀬崎臨海実験場」が設置されていた。