ふさおとめ

ふさおとめは、イネの品種の一つ。

概要

千葉県農業試験場で開発され、1995年に品種名「千葉6号」として認定される。

1990年に父:ハナエチゼン、母:ひとめぼれからバイオテクノロジーの葯培養法を活用して初交配、1998年初出荷。

一般公募により房総半島の『ふさ』に乙女を組み合わせて命名された。

冷害に強く、いわゆる早場米であるとともに、食味評価Aを得るなど、隠れた名産米である。

ふさおとめちゃん

ふさおとめのキャラクター「ふさおとめちゃん」は、赤いリボンをつけ、菜の花（千葉県の県花）の帯、赤い和服を着たおとめの姿をしている。その萌え要素を含んだ姿や「初交配」という言葉から、一部にファンがおり、関連するウェブサイトや、フィギュアを作る者も現れた。

ただ、ふさおとめの出荷範囲の関係から千葉県のローカルキャラクターに近い扱いを受けている。

原作者はイラストレーターのkeina。

外部リンク

• 千葉県庁の千葉の農産物より千葉の米公式サイト
• Fusaotome Fun Club
• 愛情一番ふさおとめ
• げんれい工房・片隅のマスコット工学内の解説

「8.水稲新品種「ふさおとめ」の育成」　農林水産技術情報協会、2010年10月8日閲覧。

「稲作だより 2009 11月号」　JA全農ちば 米穀部。

「ちばのお米」　千葉県庁、2010年9月13日。