ルイ2世 (西フランク王)
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ルイ2世(フランス語:Louis II le Bègue,ドイツ語ではルートヴィヒ2世Ludwig II, 846年11月1日 - 879年4月10日)は、西フランク王国(カロリング朝)の国王(在位:877年 - 879年)。「吃音王」と呼ばれる。
シャルル2世とその妻エルメントルーデの息子で、父の死をうけて王位に即いた。最初の妻アンスガルデとの間にともに西フランク王となるルイ3世とカルロマンを、2番目の妻アデライードとの間に王女エルメントルーデと西フランク王となるシャルル3世をもうけた。
ルイ2世は病弱だったといわれ、歴史に影響をあたえる間もなく父の没後わずか2年で死去した。遺体はコンピエーニュにあるサン=コルネイユ修道院((Abbaye Saint-Corneille))に埋葬された。彼の死後、王国はルイ3世とカルロマンの2人の息子がともに王位に即き、分割統治することになった。
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