男性恐怖症
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男性恐怖症(だんせいきょうふしょう)とは、恐怖症のひとつ。個人差はあるが、男性に触れられると強い不安感に駆られたり、男性と話すとひどく赤面したり、男性と一緒にいることに耐えられないといった病的な心理。中には男性が近づいてきただけで不安を感じる人もいる。
通常は女性に見られる現象で、「レイプの被害に遭った」「父親(もしくは、兄弟)から虐待を受けた経験があった」「子供時代に男の子からいじめを受けた」といった経験を持つ人が、男性に対するトラウマとして表れる心理であることが多い。ただ、恋愛(異性愛)にあまり興味がなかったり、男性との付き合いに価値をおかない女性が、男性恐怖症と決めつけられてしまうこともある。
上記のように、一般的には女性の症例が多いが、男性の事例も存在する。男性からの性的虐待により、極端なホモフォビアや男性恐怖症に陥る男性もおり、男性なのに男性と付き合えないことから社会生活に重大な支障が出ることもある。