高瀬広居
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高瀬 広居(たかせ ひろい、1927年 - 2006年5月)は評論家であり、講話塾「全国疏石会」会主である。拓殖大学客員教授も務めていた。
1927年に東京の浄土宗の寺院に生まれる。1943年に僧侶資格を得る。東京都立第七中学校を経て早稲田大学文学部(西洋哲学および国文学専攻)を卒業後、日本放送協会に入局、「国会討論会」他、政治・社会番組のプロデューサーを務める。その後ニュースキャスター、ラジオ関東(現・アール・エフ・ラジオ日本)常務取締役、放送批評懇談会理事長、拓殖大学理事等を歴任し、現在に至る。
1987年から、テレビ東京系「レディス4」で毎月最終金曜日の「月末対談」(12月の月末対談のみ「年末対談」と改題)に出演していた。2004年夏以降から癌を患い、ときどき月末対談の企画が休止することがあったが、2005年7月29日放送の月末対談が事実上最後の出演となり降板となった。
著書
- 「げんこつ説法 テレビ東京『レディス4・月末対談』」(ISBN 4-04-883880-6、柴俊夫との共著)
- 「日本仏教の再生を求めて 人間の宗教への潮流」(ISBN 4-88546-127-8)
- 「翔べ、日本 心のブラックホールから」(ISBN 4-88546-126-X)
- 「人間ブッダの生き方 迷いを断ち切る「悟り」の教え」(ISBN 4-04-704175-0)
- 「迷いを、生きる力に変える」(ISBN 4-04-375101-X)
- 「お釈迦様に学ぶ、生きる智慧と力 法句経からのメッセージ」(ISBN 4-04-375102-8)