特殊建築物等調査資格者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
特殊建築物等調査資格者(とくしゅけんちくぶつとうちょうさしかくしゃ)とは、特殊建築物等調査資格者講習を受講し修了した者。
概要
受講資格
- 大学において建築学、土木工学、機械工学、電気工学等に関する課程を卒業し、建築に関する2年以上の実務経験を有する者。
- 3年制短期大学(夜間を除く)において建築学、土木工学、機械工学、電気工学等に関する課程を卒業し、建築に関する3年以上の実務経験を有する者。
- 2年制短期大学、高等専門学校において建築学、土木工学、機械工学、電気工学等に関する課程を卒業し、建築に関する4年以上の実務経験を有する者。
- 高等学校において建築学、土木工学、機械工学、電気工学等に関する課程を卒業し、建築に関する7年以上の実務経験を有する者。
- 建築に関して11年以上の実務経験を有する者。
- 特定行政庁職員として建築行政に関して、2年以上の実務経験を有する者。
- 消防吏員として、5年以上の火災予防業務の実務経験を有する者。
- 甲種消防設備士として、5年以上の実務経験を有する者。
- 防火対象物点検資格者として5年以上の実務経験を有する者。
- 一級建築士、二級建築士、建築基準適合判定資格者の有資格者、既認定資格者。
講習
10月上旬~12月上旬において各地で行われる。日程は4日間。
講習科目
- 建築基準法令の構成・概要
- 建築学概要
- 特殊建築物等定期調査制度総論
- 維持保全
- 建築構造
- 防火・避難
- 事故防止
- 業務基準
- 修了考査