HD-BURN
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HD-BURN(エイチディー・バーン)は、CD-Rメディアの記録フォーマットである。HDはHigh Densityを意味し一般のCD-Rに対し従来の2倍のデータ量を書き込めるようになる(Type80(700MB)のCD-Rメディアの場合、1.4GBの記録が可能)。
最短記録マーク長を短縮することで線記録密度を高め、DVDの誤り検出訂正方式と変調方式を採用することでデータ効率を改善し、総合的に記録容量を2倍にした。
三洋電機が開発し2年間の開発の後、2002年9月に発表された。しかし、DVD-Rメディア等が安価になったことから、対応機種の新規発売予定は2005年現在なくなっている。
参考文献
- 『三洋、標準CD-Rメディアに1.4GB記録できる「HD-BURN」~DVDプレーヤーでも対応可能』PC Watch、2002年9月25日(2011年5月15日閲覧)
- 浅野 純也 『【絵でわかるキーワード】HD-BURN(えっちでぃーばーん)』 ASCII.jp、2003年08月03日 (2011年5月15日閲覧)
- 『三洋電機、DVD/CD/HD-BURNに対応したDVD±R/RWドライブ用信号処理LSI『LC897390K』を開発』 ASCII.jp、2002年12月12日 (2011年5月15日閲覧)