Yak-15 (航空機)
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Yak-15(Jak-15;ヤク15;ロシア語:Як-15ヤーク・ピトナーッツァチ)は、ソ連のヤコヴレフ設計局で開発されたジェット戦闘機。DoDが割り当てたコードネームはType 2。
概要
レシプロ戦闘機のYak-3にドイツで開発されたユモ004 (Jumo-004)ジェットエンジンのコピーであるRD-10(РД-10)ジェットエンジンを組み込んで開発された。政治的な理由により、初飛行はMiG-9の初飛行まで認められなかった。Yak-15は旧来どおりの尾輪式の機体であったが、すぐに前輪式のYak-17が開発され量産に移された。
スペック
- 初飛行:1946年
- 翼幅:9.20 m
- 全長:8.70 m
- 全高:2.27 m
- 翼面積:14.85 m²
- 空虚重量:1,852 kg
- 離陸重量:2,742 kg
- 発動機:RD-10(РД-10) ターボジェットエンジン ×1
- 出力:900 kg/s
- 最高速度:700 km/h
- 最高速度(地表高度):786 km/h
- 巡航速度:689 km/h
- 実用航続距離:510 km
- 実用飛行上限高度:13,350 m
- 乗員:1 名
- 武装:23 mm機関砲NS-23(НС-23) ×1(弾数60発)
運用国
関連項目
姉妹機
国内対抗機