名鉄安城支線
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|} 安城支線(あんじょうしせん)は、愛知県安城市の南安城駅から同県同市の安城駅までを結んでいた名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線で、名鉄西尾線の支線[1]である。
路線データ
※路線廃止時点のもの
歴史
- 1939年(昭和14年)12月25日 碧海電気鉄道が南安城 - 新安城(今の新安城駅とは異なる)間を貨物支線として開業[2][3]。
- 1944年(昭和19年)3月1日 名古屋鉄道が碧海電気鉄道を合併。安城支線とする。
- 1950年(昭和25年)10月28日 愛知国体の観客輸送のため同年11月1日まで旅客営業。
- 1951年(昭和26年)3月21日 旅客営業開始。新安城駅を国鉄駅に合わせ安城駅と改称。
- 1960年(昭和35年)3月27日 架線電圧を1500Vに昇圧。
- 1961年(昭和36年)7月30日 南安城 - 安城間廃止。
駅一覧
駅名 | 営業キロ | 接続路線 |
---|---|---|
南安城駅 | 0.0 | 名古屋鉄道:西尾線(現存) |
安城駅 | 1.1 | 東海旅客鉄道:東海道本線(現存) |
接続路線
脚注
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ 徳田耕一『名鉄の廃線を歩く』(JTB、2001年)p.108では12月25日。
- ↑ 官報では12月23日「地方鉄道運輸開始」『官報』1940年2月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)