ニエーヴル県
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ニエーヴル県(Nièvre)は、フランスのブルゴーニュ地域圏の県。県名はニエーヴル川 (Nièvre)に由来する。
歴史
フランス革命後の1790年3月4日、かつてのニヴェルネー州から分離して誕生した。
地理
ヨンヌ県、コート=ドール県、ソーヌ=エ=ロワール県、アリエ県、シェール県、ロワレ県と接する。南西部のマルジとジムイユ近くで、アリエ川がロワール川に合流する。県西部を流れるロワール川はシェール県との県境となっている。東部はモルヴァン山地が県境となっている。
ワイン
県内でAOCブルゴーニュのワインが作られているが、地区名や村名を名乗れる優れたものはない。
県の南西端、ロワール川の右岸にあるプイイ・スュル・ロワール村で生産されるプイイ・フュメは、ソーヴィニョン・ブラン種のぶどうから作られる辛口の白ワインで、燻製のような煙でいぶした香りがするユニークなワインである。
ギャラリー
- Montbeuvraydepuislepied.JPG
ボーヴレ山
- ChateauChinon BdRepublique.jpg
シャトー=シノン
- Bazoches-château-1.jpg
バゾシュ城