ミズ・パックマン
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- 1981年にアメリカで発売されたアーケードゲーム。
- コンピュータゲーム「パックマン」シリーズの登場人物。主人公・パックマンの妻。
テンプレート:Infobox ミズ・パックマン(テンプレート:Lang-en) は、1981年にバリー=ミッドウェイよりアメリカで発売されたアーケードゲーム。当初はパックマンのクローンゲームとしてリリースされた。のちにナムコ(現・バンダイナムコゲームス)の公認を受けており、日本でもナムコミュージアム等に収録されるようになったほか、ダウンロード販売もされている。
誕生のきっかけ
誕生プロセスが他のシリーズとかなり変わっている。これはマサチューセッツ工科大学の学生だったケビン・カランとダグ・マクレーがゼネラルコンピュータ社を創業、『ミサイルコマンド』の強化版亜流を勝手に作って儲けていた所、亜流を作られてしまったアタリが彼らと提携して正式にライセンス化した。
次いで彼らが作ったゲームがパックマンの強化版だった為、ライセンスの承認を申し出ると、ミッドウェイは「ゲーム内容やデザインを修正する権利を保持する」という条件付きでこれを承認[1]、正式なパックマンシリーズとして発売される運びとなり、パックマンを凌ぐ最大級のヒットとなった。アーケード版は日本では発売されなかったが派生的著作物となるとしてナムコも許諾している。
ゲーム内容
- パックマンとの違い
- プレイヤーキャラクターが赤いリボンとホクロ、口紅の付いたミズ・パックマンになった。
- 色が異なる4種類の迷路となり、ワープトンネルが2セットとなった(薄いオレンジの迷路のみ1セット)。
- ゴーストの行動パターンにランダムな要素が追加された。
- オレンジ色ゴーストの名前が「クライド」ではなく「スー」。
- フルーツターゲットが迷路内を移動する。
- フルーツ
- 全部で7種類。7面まで以下の順に登場し、8面以降ランダム。
フルーツ名 | 得点 |
---|---|
チェリー | 100 |
ストロベリー | 200 |
オレンジ | 500 |
クッキー(プレッツェル) | 700 |
アップル | 1000 |
ペアー(洋梨) | 2000 |
バナナ | 5000 |
キャラクターとしてのミズ・パックマン
ピンボールゲーム『Mr. & Mrs. Pac-Man』でパックマンと結婚、TVアニメシリーズ以降はJr.の母となっている。日本での初登場は1984年の『パックランド』。
2000年12月28日発売のPlayStation用ソフト『ミズパックマン メイズマッドネス』でも主人公をつとめた。
移植
以下は日本で発売されたもののうち、ソフト内に収録されているもの。
- PlayStation版(Vol.3)、ゲームボーイアドバンス版、PlayStation Portable版(Vol.1)、PlayStation 2版(アーケードHITS!)、Xbox 360版(バーチャルアーケード)
- ナムコヒストリー VOL.3(1998年6月9日発売のWindows用ソフト)
- ミズパックマン メイズマッドネス
- パックマンワールド2(2002年7月25日発売のPlayStation 2用ソフト)