ベレッタM950
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox ベレッタM950 (Beretta M950) は、イタリアの銃器メーカーであるピエトロ・ベレッタ社が開発した小型の自動拳銃である。
ポケットにすっぽり入る大きさで、主に護身用に使われた。
口径は6.35mm×16(.25ACP弾)、装弾数はシングルカラムマガジンによる8+1発である。また、.22LR弾を使用するモデルもあり、こちらの装弾数は7+1発。
特徴
全長120mmという小型でありながら、ベレッタ社独特のバレル上面が露出するスライド形状は健在。フレームにはアルミ合金が使われており、軽量化が図られている。
チップアップという特殊な形式を採用しており、スライドストップ付近のレバーを回転させるとチャンバーが跳ね上がる仕組みとなっている。またリコイルスプリングの役割はバネではなく針金のテンションによって果たしており、単純な構造ながら高い信頼性を誇る。
なお、ベレッタ社は他に小型拳銃として、21ボブキャットや3032トムキャット等のモデルを発売している。両モデルともシングル/ダブルアクションである。
関連項目
- ベレッタ
- m20