アパロイド

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テンプレート:Pathnav テンプレート:複数の問題 アパロイドAparoid)は、任天堂ニンテンドーゲームキューブゲームソフトスターフォックス アサルト』に敵キャラクターとして登場する架空の生命体。

概要

ライラット系外の宇宙から訪れた、宇宙生命体の群れ。金属や機械で身体が構成され、機械に近い昆虫の姿をしており、六角形をシンボルにしている。地上を歩いて突進してくるものや、空を飛んでビームを撃ってくるものなど、数多くの種類が存在する。身体は、金属の肉体部位と、アパロイドの中枢器官や遺伝子に相当する情報が収められた「コアメモリ」という部位からなる。

他の知的生命体や機械に侵食・融合する能力も持ち、アパロイド化して自分たちの仲間にする。後述のように、この際は対象の記憶なども吸収している。アパロイドに完全に侵された生命体は意思もアパロイドの一部となってしまうので事実上は死亡したも同然で、機械においても破壊しない限り絶対に元に戻ることはない。唯一の例外はピグマ・デンガーで、アパロイドとは別の機械生命体と変化して生き延びている。アパロイドマザー自身の発言によると、ライラット系への侵攻および最終的な侵攻目的は、宇宙の全てをアパロイドと融合させて絶対的な存在へと進化していくことであった。

アパロイド基地用の星を作っており、アパロイドマザーはそこでアパロイドを産み出し、敵のいる場所に転送する。

アパロイドは個体間の意識や生命体などから取り込んだ記憶などを全て共有しており、アポトーシス(自滅因子)を持っていることなどから、アパロイドは「無数にいるようで実際は一つの個体であり、個々のアパロイドはその個体を構成する細胞に過ぎない」と言うことができる。そのことからフォックスはアパロイドのことを「巨大な一人」と称し、同時に「意志は喰らうものではなく、受け継いでいくもの」と述べている。

主なアパロイド

キロス
ゲーム中最も多く登場する雑魚キャラクターのアパロイドで、攻撃手段は突進のみ。耐久力は通常のブラスターショット1発で倒せるほど低いが、数が多く、囲まれることもある。
アパロイド本星には「ザキロス」が出現しており、突進の移動距離、攻撃力共に多少強化されているが、耐久力は同じ。
クローラ
キロスよりは耐久力がある戦車型アパロイド、フォックスを感知するとバルカン砲を連射してくるがこちらもランドマスターの突進には無力。
キロス同様アパロイド本星には強化型の「ダクローラ」が出現する。
ゴッヅ
前述の2種類に比べ比較的大型な中ボス的アパロイドで爆発するエネルギー弾を飛ばしてくる。シールドを装備しており、チャージショットなど威力の大きな攻撃でなければ倒せない。
こちらもアパロイド本星には強化型の「ドゴッヅ」が出現し、強化型には珍しく攻撃手段に変化が見られ追尾弾を複数飛ばしてくる。
ガバナー
普段は地上で丸まっており、待機している。フォックスが近づくと転がりながら口を開けて飛び掛かってくる。
ギスキー
空中に浮遊しており、フォックスに近づき自爆する。威力が高いので、高難易度では特に注意が必要。
エスカーグ
前述に比べ非常に大型なアパロイド。遠くにいるときは緑の追尾弾、近くにいるときは突進で攻撃してくる。突進の威力はランドマスターを吹き飛ばすほどであり、生身だと一撃でやられてしまう事もある。
突進の際に見せる頭を攻撃しなければダメージを与えることはできない。
ラドーム
地表や壁などに設置されている。攻撃は機銃の連射のみ。だが、耐久力が高く倒しにくい。
ミューラ
ミラーボールのような形状のアパロイド。空中に浮遊しており、周囲に放電している。
ゼグダリア
スターフォックスがアンドリュー・オイッコニーと戦闘している最中に出現した最初のアパロイド。チョウを模した姿をしている。
『アサルト』から17年前にもライラット系に出現しており、その時は一体だけでコーネリア防衛軍の艦隊を全滅させている。
ファクトリー
アパロイドが敵地を侵略する際に送り込むアパロイドの増殖元。本星ではシールド発生装置も兼ねている。
ダイバガント
カタリナに出現した大型アパロイド。
アイタック
コーネリアに出現した電波妨害装置。付近のレーダーを妨害しており、目を開けた際にスナイパーライフルで狙撃すると排除できる。
デグラム
ミサイルの形をした巨大アパロイド。攻撃もミサイルのそれであり、推進器官で航行しながら対象に突撃し、自爆を仕掛ける。いくつか大きさのバリエーションがあり最小のものでもアーウィンを遥かに上回る大きさ、最大のものは巨大な宇宙戦艦並みのサイズとなる。最大クラスのものは複数のパーツで構成されており、ダメージを受けると体の一部を切り離し加速しながら目標に向けて突入する。
アパロイドマザー
アパロイドの母体ともいえる存在で、アパロイド本星を拠点に、アパロイドを無限に産み出している。一つ目で真っ黒な姿だが、普段は別の姿をしている。別の姿の時は繭型のアパロイドを2種類生み出す。相手の記憶を読み取る能力があり、ピグマ、ペパー将軍、ペッピー、ジェームズ、ナウスを模倣して降伏を呼び掛けたが、フォックス達には通用しなかった。自滅プログラムを打ち込まれても、無理やり抑え込もうとし、おぞましい姿に変貌して襲いかかるが、その強大な力さえも打ち砕かれる。
最終的には自身の装甲を全て脱ぎ去り、本体自らがフォックス達に最終決戦を挑む。しかし最期は止めを刺され、断末魔をあげながら消滅。同時に起動したプログラムによって、アパロイド本星も完全崩壊した。

関連項目

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