二小王国(にしょうおうこく)は、モンゴル帝国のクビライが5人の子を分封してもうけた5つの王国のうち、庶子2人が封ぜられた西平王国、雲南王国(のち梁王国)を指す。
西平王国は、クビライの七男アウルクチを祖とし、青海地方をのぞくチベット全域を支配、雲南王国は、同じく六男フゲチを祖とし、大理王国の旧領をそのまま管轄した。