警察庁交通局
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交通局(こうつうきょく)は、国家公安委員会の特別の機関である警察庁の内部部局の一つ。
交通法及び交通事案、交通関連の法案作成と統計、道路交通行政警察活動の管理全般を掌握する。警察署の交通課や警察本部交通部と違って現場の執行事務は扱わず、専ら国家行政事務を担当する。運転免許に関する法令や教習所の制度決定も管掌しており、全国の交通警察を主導する。
なお、都道府県知事部局には「交通局」と称す組織があるが、これは公営交通機関であり無関係である(部所制ではなく部局制を採る地域にある)。
組織
- 交通企画課
- 交通安全企画官
- 高速道路管理室
- 交通指導課
- 交通事故事件捜査指導室
- 交通規制課
- 交通管制技術室
- 運転免許課
- 外国人運転者対策官(2007.4.1設置)
任務
警察法(公布:昭和29年法律第162号 改正:平成16年法律第112号)第23条の2に所掌事務が規定されている。
(交通局の所掌事務) 第23条の2 交通局においては、警察庁の所掌事務に関し、交通警察に関する事務をつかさどる。