原城駅
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原城駅(はらじょうえき)は、長崎県南島原市南有馬町大江にあった島原鉄道島原鉄道線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。当駅は島原鉄道で最後の交換可能駅だった(当駅を出ると終点の加津佐駅まで交換は出来なかった)。コンクリートの駅舎が置かれていたが、無人駅であった。
駅周辺
駅周辺は南有馬の市街になっている。近くには原城跡がある。
- 南島原市立南有馬小学校
- 南島原市立南有馬中学校
- 南島原市 南有馬総合支所(旧・南有馬町役場)
- 南有馬郵便局
- 親和銀行 南有馬支店
- 国道251号
利用状況
1日平均乗降人員は126人であった(2005年度、島原鉄道線内44駅中第21位)。
歴史
- 1926年(大正15年)7月2日 - 口之津鉄道により南有馬駅(みなみありまえき)として開業。当初は終着駅であった。
- 1928年(昭和3年)3月1日 - 加津佐駅までの延長開業により、途中駅となる。
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 会社合併により、島原鉄道の駅となる。
- 1962年(昭和37年)10月 - 原城駅に改称。
- 1966年(昭和41年)2月1日 - 業務委託化。
- 1984年(昭和59年)10月1日 - 貨物営業廃止。
- 1985年(昭和60年)10月 - 現駅舎竣工。
- 2000年(平成12年)7月1日 - 無人化。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 島原外港・加津佐間の廃線により、廃駅となる。