天岩戸駅
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天岩戸駅(あまのいわとえき)は、かつて宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井にあった高千穂鉄道高千穂線の駅である。
天岩戸神社の最寄駅であったが、駅から7kmほど、車で5分を要し、アクセスは便利とはいえなかった。
駅名からよく、「高千穂町大字岩戸」に所在と思われがちだが、ぎりぎり「高千穂町大字三田井」に所在していた。
駅構造
単式1面1線片面ホームの棒線地上駅である。無人駅で、駅は渓谷の斜面に設置されている。
駅周辺
- 天岩戸神社
- 高千穂町立天岩戸小学校・中学校
- 天岩戸幼稚園
- 観光ホテル天岩戸
- 天岩戸郵便局
- 国道218号
- 高千穂町役場 天岩戸出張所
- 高千穂ユースホステル
利用状況
1日平均乗車人員は3人であった(2003年度、高千穂鉄道線内では最も利用客が少ない)
歴史
- 1972年(昭和47年)7月22日 - 国鉄高千穂線の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR九州に継承。
- 1989年(平成元年)4月28日 - 第三セクター転換により高千穂鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)9月6日 - 台風14号による被害のため高千穂鉄道全線で運転休止。
- 2008年(平成20年)12月28日 - 槇峰-高千穂間の廃線に伴い廃駅。
隣の駅
現状
2008年12月の全線廃止後も駅施設は残存している。2010年現在、高千穂あまてらす鉄道が当駅から高千穂駅までの区間において公園遊具扱いでの運行を目指している。