マカティ
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テンプレート:世界の市 マカティ市 (Makati City) は、フィリピンのメトロ・マニラと呼ばれるマニラ首都圏に属する都市である。首都マニラの南東に位置し、シティバンク、インテル・フィリピン、マイクロソフト、Nestleなどの企業が多く集まり、高層ビル群が立ち並ぶフィリピンのビジネス首都の位置付けをされ、「フィリピンのウォール街」と呼ばれる副都心である。アヤラ通り (Ayala Avenue) 周辺や、アヤラ・センターのあるアヤラ駅前などが街の中心地。また中心から少し離れたところにあり、広大な敷地を持つフォート・ボニファシオは現在再開発中である。
2007年、元々アメリカ統治時代に開発し、高層ビルやショッピングモールが集中する付近の土地は、フィリピンを代表する裕福層の「アヤラ一族」の所有である。
西にリトル東京、パシッグ川沿いに近年出来たロックウェル(日本で言えば六本木ヒルズのような、高級住宅と高級ショッピングモールの複合施設)があり、ヒル・プヤット通り(Gil Puyat Avenue)周辺にあるベル・エア(Bel-Air)やエドサ(EDSA)周辺にあるフォルブス・パーク(Forbes Park)などと共に高級住宅街の一角をなす。住宅街を覗くと大抵の家にプールが付き、一般的なフィリピンのイメージとは全く違う。この町に住むという事は「金持ち」を意味する。