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極楽寺ヒビキ遺跡(ごくらくじひびきいせき)は奈良県御所市南部の極楽寺(地名)で発見された5世紀前半の豪族居館遺跡。
葛城山麓の高台の上にあり、北と東が谷に面し、南と西には濠と塀がめぐらされる。大型建物跡の床面積は225平方メートルと5世紀代で最大級。古代豪族葛城氏の本拠地とされる南郷遺跡群の南部に位置し、政庁の跡と見られる。
建物や塀はほとんどが焼失しており、葛城氏が雄略天皇の軍勢の攻撃によって滅びたとする日本書紀の所伝を裏付ける。政庁の存続期間は20~30年とみられている。奈良県立橿原考古学研究所によって調査が進められていた。
2005年2月26日に現地説明会が開かれた。
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