人面魚

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人面魚(じんめんぎょ)とは、頭部を正面から見た場合に、人間の目鼻だちに似た模様を持つ魚のこと。模様が「人面」のように見えるためにこう呼ばれるもので、多くは金色のコイである。

1990年頃、山形県鶴岡市善宝寺にいた人面魚の写真を「フライデー」が掲載したことによって日本で「人面魚ブーム」が起こり、日本中で目撃情報が現れてワイドショーなどで盛んに取り上げられ、魚に限らず人間の目鼻立ちに似た模様を持つ動物までもがもてはやされた。

同時期に、人間の顔そのもの(たいていは老人と言われていた)を持ち日本語を喋るという人面犬がいるという都市伝説が流行して雑誌などでしばしば取り上げられており、模様が人間の目鼻立ちに似ているだけの人面魚が話題を呼んだことと関連があるとみられる。

2005年中国韓国で人面魚が発見され、話題になった。

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