安西正夫
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安西 正夫(あんざい まさお、1904年11月12日 - 1972年4月24日)は、日本の実業家。商学博士。
元東京瓦斯会長安西浩の弟。
略歴
- 1904年 - 千葉県夷隅郡清海村(現・勝浦市)に父・安西直一、母・まつの次男として生まれた
- 1927年 - 東京帝国大学独法科卒業
- 1931年 - 東京帝国大学経済学部卒業 鐘紡(現・カネボウ)に入社
- 1932年 - 日本沃度(昭和電工の前身)に入社
- 1940年 - 常務に就任
- 1945年 - 専務に就任
- 1948年 - 中外製薬取締役
- 1950年 - 副社長に就任
- 1953年 - 昭和電工取締役を兼ね、専務に就任
- 1959年 - 昭和電工社長、横浜化学会長に就任
- 1971年 - 商学博士号を取得
家族 親族
- 二男 直之
- 長女 千世(政治家大橋武夫の長男で安田総合研究所理事長大橋宗夫の妻)
- 二女 八千代(2005年現在武蔵野音楽大学の学長を務めている福井直敬の妻)
- 三女 公子(元住友銀行名誉会長堀田庄三の長男でモルガン・スタンレー証券元会長堀田健介の妻)
参考文献
- 鈴木幸夫 『閨閥 結婚で固められる日本の支配者集団』 光文社 1965年 30-31頁、35-44頁
- 神一行 『閨閥 改訂新版 特権階級の盛衰の系譜』 角川書店 2002年 328-341頁