ノルマンディー
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ノルマンディーの地図
ノルマンディー（フランス語:Normandie、英語:Normandy、ノルマン語:Nourmaundie）は、イギリス海峡に臨むフランス北西部の地方で、王政時代の州である。今日では地理的、文化的意味合いも持つ。ノルマンディ、ノルマンジーとも表記される。
バス・ノルマンディー地域圏とオート・ノルマンディー地域圏の2つを合わせた総称である一方、ガーンジー島とジャージー島の代官区から構成されるノルマンディー公領は、ノルマンディー公の称号を持つグレートブリテン君主の宗主権下にある。
由来
ノルマンディーとは、Normandの名称に接尾辞の-ieが付加されたものである。Normandとは古フランク語のnortman、または古ノース語のnordmaðrよりきており、どちらも「北の人間」を意味する[1]。9世紀終わりからNortmannusという中世ラテン語の名称が使われたと証明されている[2]。したがってノルマンディーとは「北の人間の土地」（pays des hommes du Nord）を意味する。
歴史
フランス革命時の1790年に5つの県に分割された。第四共和政下の1956年、西部の3県（カルヴァドス県、マンシュ県、オルヌ県）を合わせてバス・ノルマンディー地域圏、東部の2県（ウール県、セーヌ＝マリティーム県）を合わせてオート・ノルマンディー地域圏が設置された。
第二次世界大戦末期に連合軍によるノルマンディー上陸作戦の舞台となった場所として有名である。
文化
脚注
- ↑ Albert Dauzat, Jean Dubois, Henri Mitterand, Nouveau Dictionnaire étymologique et historique, Librairie Larousse, 1971, テンプレート:P.497.
- ↑ Charles du Fresne, sieur du Cange, Glossarium.
関連項目
- ノルマンディー上陸作戦
- ノルマンディー公国
- ノルマンディー公
- チャンネル諸島
- コタンタン半島（ノルマンディー半島）
- イギリス海峡（マンシュ海峡）
- ノルマンディー (客船)
- ノルマン人
- ノルマン語
外部リンク
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